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持ち運べる作品は

2008年12月某日

持ち運べる作品を渡してきました。

結局、あれこれやって作った紙コップの作品を渡すのはやめて、もっと適した作品が、すでにあったことに気づき、(というかそのことをなんで今まで忘れていたのか分かりません)急遽そっちにしました。

ちょうど、その某フェローシップをもらった年に作ったもので、私が作ったインスタレーションをpeggyに写真に撮ってもらい、その中から1枚私が選んでプリントしたものです。
ペインティングを作るためにあれこれやっていたものの中の1つです。

結果は上々、フェローシップの人たちはビューティフル!!といってとっても喜んでいました。めでたしめでたし。

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by arttrace | 2008-12-28 23:55 | ART TRACE

持ち運びのできる作品

2008年12月6日

大心の2年間のレジデンス生活も終わろうとしています。もちろん私たちは「来てよかった!」と口々に言い合っています。

私にとってライクスの2年間は、せっかく2年もあるんだからいろんなことを試そう、分からないこともどんどんやってみようとするあまり、最後はタイムアップで収拾のつかないものになりました。2年って早い、まだできてないのに、とその時思いました。

でも入れ替わりに大心が入り、私はもう2年間をさらにオランダで過ごし、その収拾のつかなさの中をじっくり1つ1つ消化する時間をに持つことができました。そうやって今の作品があると思います。ありがたいことです。

2年間の間にやり残したことをやらなくてはいけない、その1つに「持ち運べる作品を作る」というものがありました。
2年前私は、さるオランダ人ペインターの名前を冠したフェローシップの、第1回フェローに突然選ばれ、それでライクスに一宿一飯の恩を返しましたが、後になって「フェローシップの証に何か小さい作品、持ち運べる作品を1つもらうことに決めた」「それもペインティングで」といわれました。

フェローシップとはそういうもの、もらったら何か返すものです。でもよりによって(というか通常そうだけど)小さい、ペインティングかよ・・と頭を痛めました。
私は、大きい絵なら描きます。小さい立体作品ならたまに作ります、でもその人達はそれは喜びません。ペインター=ペイント・オン・キャンバスを作る人、の小さい作品が欲しいというわけです。

でもついこの前ようやく作りました。ペイント・オン・キャンバスではないけど、ペイント・オン・ペーパー+ドローイング・イン・ペーパーで紙コップを作りました。
来週月曜に持っていきます。

あのフェローシップも今年で3人目。いいアーティストばかりで月曜に会うのが楽しみです。他の人はどんなのを持ってくるのかなー。

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'the first conversation' paint on paper,drawing in paper, glue, glass, object=8x7x10cm glass=size flexible,2008
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by arttrace | 2008-12-06 06:46

2枚のドローイング

2008年11月26日

 本日大心の2度目のオープンスタジオが始まりました。
 2年経つって本当に早いです。大心はついこの間入ったばかりな気がするのに・・

 ことし時々大心のスタジオに顔を出したとき、壁にたくさんの、紙の仕事が貼ってありました。彼は今年、思いついたアイデアをどんどん紙の上に出していく仕事をずっとくり返し、その甲斐あってラストにフレッシュな絵をたくさん描きました。すごくきれいです。

 その紙の仕事は今回のオープンスタジオでは見せていないけど、オープンスタジオのブックレットをひらいたとき、(ブックレットは、各アーティストのスタジオヴューで構成されていたので)その紙の仕事の中の1つ、スタジオの端っこに貼ってあった2枚1組(たぶん)のやつ、を見たときのことを思い出しました。

 目に留まってまず、
 「どっちの絵を先に描いたのかな」とおもい、
 「たぶん左の方(茶色い方)だろう、じゃあ何故その次に右のやつ(緑の方)を描いたのかな」
 「んー、茶色い方は、地面があって中央に竜巻があって、状況がちゃんとしているし、大心から対象までのはっきりした距離感がつかめる。でも緑の方は、ちょっとブロウアップされているから一瞬どこにいるか分からなくなる、そのかわり彼がその居場所から対象に1歩踏み出した一瞬、視界がグラッときたときの興奮のようなものがある。」

 「で、緑の方に描いてある舞っている葉と空いたスペースは時間を感じさせるし、それを見る時、描いてあるものから少し離れて『木の葉はこの後どこへ行くんだろう』というちょっと離れた気持ちにもなるし、一方で『このオレンジの線をくるくるっと描いてしまう感じ、予想外のものがでてきた瞬間を、そのままパッケージングした感じが、きれい。』ともおもっていました。

 ついでに、「1枚選ぶとしたらどっちが良いかな」ということを考え始めてやっぱりやめました。2枚の絵はお互いたわいないおしゃべりを楽しんでいる、というふうに見えたので。

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by arttrace | 2008-12-06 06:39