人気ブログランキング |

時差ぼけで

2010年4月15日


 時差ぼけで夜中に起きてしまいました。2日前から、急な用事で日本に来ているのです。

 夜中に起きて寝付けないのでメールを開いたら、大心からメールが来ていました。リンクがついています。
 [外国人参政権/欧米の実相・オランダ、広がる亀裂]と題されたMSN JAPAN(産経ニュース)の記事です。

http://sankei.jp.msn.com/world/europe/100414/erp1004140954006-n1.htm

 ここに書かれている、反イスラム自由党(PVV)というのは反移民政策を提唱する極右政党です。ムスリムの公共の場所でのスカーフを禁じ、移民を5年間はストップするというマニフェストをだしたり、党首がかなりのレイシストだということはオランダの世事に疎い私ですら聞いたことがあります。
わたしもひとりの外国人ですから、そういったマニフェストが愉快ということはありません。


 そしてイスラム移民に警戒心をもつ有権者の支持で議席数が増えたというこのPVV、オランダ人の友人たちは、なんだか1930年代に戻っちゃったみたいで心配、とか、自分のいる国を誇りに思えない、とかいいます。

 日本にも、ここで言われる外国人参政権問題だけでなく様々なタイプの移民問題があるはずですが、居心地の良さだけにとらわれず、寛容さというレンジの広さから難しくも面倒臭い、でも未来を考えるなら必要不可欠な対応を、私も含めたどれだけの人が選択していけるか、ということです。
 
 移民の側にも寛容さは要求されます。移民だって他国にいながら自国での暮らし方にひどく固執すれば摩擦がおきます。

 この記事には「住みよいロッテルダム」という地方政党のことも書かれていますが、「住みよい」=「居心地のいい」という、誰もがその獲得の権利を持っているように思われているものにだって、本当に知らないうちに危険が含まれることがあるのだと私は思います。

異質だと思うもの、理解できないものへの対応はひじょうに気になるところです。


d0058202_9262994.jpg
赤パジャマ青パジャマ黄パジャマおかんのパジャマ
 
# by arttrace | 2010-04-15 06:52 | ART TRACE | Comments(0)

web

2010年2月23日


今日からBaraccaでのエキシビジョンがWebでみられます。


http://www.tomokoworks.com/

http://iwanvantspijker.blogspot.com/

どうぞー!

d0058202_762789.jpg
オープニング

# by arttrace | 2010-02-24 07:06 | ART TRACE | Comments(0)

Baraccaオープン中

2010年2月17日

Baraccaでの展示がオープン中です。
土曜、日曜の午後だけ開いています。それ以外に見たい場合は要アポイントメントです。 
3月6日迄。場所はZuidwal17, Den Haag です。

HPもチェックしてみてください。

www.tomokoworks.com

d0058202_62933100.jpg


d0058202_630513.jpg


d0058202_6302632.jpg
これはギャラリーの近くのチャイナタウンでやっていたチャイニーズニューイヤーのお祭り。イワンは路上に落ちていた不発の爆竹を拾っていた あとで鳴らすのだと

# by arttrace | 2010-02-18 04:14 | Comments(0)

インストールちゅう

2010年2月10日


2月12日金曜からデンハーグで展示が始まります。インストール中です。

今回は、’Hoogtij’といって、デンハーグじゅうのギャラリーが当日一斉にプレゼンテーションを行い、その中でどのプレゼンテーションが一番いいか競うプライズ(年に3回ぐらいあるそう)に呼ばれて、BARACCAというギャラリーでIwanと一緒に展示をする事になりました。

Iwanは「プライズは俺たちがもらう!!」とはりきってます。

よーし!俺も頑張るし!

d0058202_12275272.jpg


d0058202_633766.jpg
お尻

# by arttrace | 2010-02-11 12:36 | ART TRACE | Comments(0)

オランダあるある

2010年1月11日

今年の欧州の寒さは半端じゃないですが、昼間でも零下だと、テレビの南極の映像なんかで見る、あの白くもやけたかんじの空気になります。
道路も凍り自転車のブレーキも凍る、今日はそんな日でした。

そんな寒--------い日に友達Sangheeのオープニングがありました。
夕方になり、スタジオからギャラリーへ行こうとしていたら、家へガスと電力を供給するエネルギー会社Nuonから、

「お宅のガスと電気のメーターが今日午後4時頃に壊れました。明日の朝9時頃修理に伺います。」
という電話がありました。
「えっ?はい、朝9時なら家にいますけど、あのー、今夜の電気とガスは使えるのですよね?」
ときくと、
「NO, 使えません、だから明日の朝修理に伺います。」
と言われました。

アウチ!!!!!またこんな極寒の日に限って!!!!
うちでアロエ(猫)はどうしているの・・寒さで震えているに違いない・・でもまずオープニングに行かなくては、ということで、途中で自分の分、大心の分とGo Eunのぶんと3つ懐中電灯を買いギャラリーに向かいました。

オープニングの後ピッツエリアに行こうということになったのですが、ちょっと今日は家が心配すぎるので大心だけ食事に行ってもらい、私は凍った道路を急いで帰りました。

家に着き、買ったばかりの懐中電灯の光で家の中を歩いてみて、部屋の中はまだ冷えきっていない、明かりも懐中電灯で充分、とわかり、このあとどのくらいまで冷えるかな・・と思ってふとストーブを見ると火がついています。
あら?なんで??
変だな、ストーブがついてる、台所に行ってみるとお湯もでる、じゃあ止まるのは電気だけ?と思い電気のスイッチに手を伸ばしてみるとこれもつく。どの部屋もつく。

結局、家中の電気とガス、全て異常なく使える事が分かりました。私、食事もせずに帰ってきたのにな。オランダあるある。

Sangheeの展示はアムステルダム、ヴィッツエンハウゼンギャラリーで見ました。変で面白かった!

http://www.witzenhausengallery.nl/exhibition_detail.php?idxEvent=234


d0058202_20523622.jpg

# by arttrace | 2010-01-18 20:52 | ART TRACE | Comments(0)

その時が来たら





d0058202_6413763.jpg
2010年1月12日

これは私が昨年ふと立ち寄ったおもちゃ屋さんで見つけた、クラシック・プーのカードです。
ツマミを左右に引っ張ると絵が変わります。


このカードはよれよれの古いビニールに入っていたけど中身はきれいだったので買って、あーやっぱりこのクラシック・プー(と呼ばれる挿絵のプー)がかわいいな、、と思い眺めていました。

眺めながら、ライクスにいたころAnsuyaというアドヴァイザーが私のスタジオに来て話をしてしたとき、確かそのときは私の作品ができるプロセスなどを話していたと思うけど、「あなたはWinnie-the-poohだわ、読んだことある?」と彼女が言ったことを思い出しました。

私は読んだことがなく、「ないです」と答えると、

「読んでみると良いわ。今のあなたの言ったことはプーも言っていたわ」といって、親切にわざわざ私の言ったセンテンスをいくつか紙に書き留め、手渡してくれました。


でもその紙も今はなくしてしまったし(私はライクスにいる間、いろんなそういったもの、メモやドローイングなんかもスタジオを移るときごたごたして、その多くをなくしています。)、その後もWinnie-the-poohを読んでみることは忘れていたのですが、そのとき書き留めてもらったことで覚えているのは、

I make it when the time comes、ということです。その作品ができたのは、そのときが来たからだ、ということでした。


このカードも、ロシア人の友達Marusya(マルーシャ)に赤ちゃんが生まれたのでロシアへ送りました。
大心が、私へのクリスマスプレゼントにWinnie-the-Poohの本を買ってきました。
万物は動かなくてはならない。

# by arttrace | 2010-01-14 00:10 | ART TRACE | Comments(0)

金魚

2009年12月21日

今日からうちに金魚がきました!

d0058202_330575.jpg


今月からうちにすむことになった、Go Eun という韓国人アーティストがつれてきました。

アロエさんは興味津々でその前を一歩も動かず。

d0058202_3332017.jpg

# by arttrace | 2009-12-22 03:35 | Comments(0)

Sanghee

2009年12月21日

 寒いです。オランダは先週から雪になり、日中も氷点下でスキー場のような寒さです。

 今年もネイチャースケートマラソン、オランダ全土に網の目に張られた運河が凍ったところをスケートするマラソン、が開催されるだろう、というニュースを目にしました。そりゃそうでしょうこんだけ寒ければ。

 そんな寒さのなか昨日はチャイナタウンにあるスーパーマーケットに買い出しにいきました。そういえば、先月、まだここまで寒くない頃に、友人である韓国人アーティスト Sangheeに会いました。

 Sangheeは翌日、旦那さんのKeesのバースデーパーティーをするのでその買い出しにきた、と言っていたけどカゴの中は春日井のグリーンピー2袋だけでした。
「そんなにいろいろ用意しない。私これ好きだから今日はこれだけ買う」と言っていました。
パーティーの買い出しなのにー!? すごいなその気負わなさ。と尊敬しました。


d0058202_273260.jpg

# by arttrace | 2009-12-20 02:05 | ART TRACE | Comments(0)

屋根みたいな棚

2009年11月19日

きょう大心のスタジオに行ってみると・・・

d0058202_5565989.jpg


屋根みたいな大きな棚が頭上につくってありました。

d0058202_5583574.jpg


何かちょっとビックリしたので書いておきました。
# by arttrace | 2009-11-20 05:59 | Comments(1)

ハロウィンみたいな行事(St.Maartenという)

2009年11月12日

昨晩、11月11日の夜というのはオランダでハロウィンのような行事が行われます(St. Maartenというそうです)。
夜、近所の子供たちがグループで、提灯を持ち、近所の家にお菓子をもらいに練り歩きます。

初めてオランダに来て初めてこれに遭遇した時は驚きました。そんな行事知らなかったし家に1人でいた時だったので何?の嵐。
その時は住んでいたマンション内を練り歩くだけだったためか付き添いの大人もおらず、子供はもちろん英語を話さないし、子供が何か叫びながら袋にたまったお菓子を見せるので何となく分かり、といってもお菓子の買い置きは無く、袋の開いたおせんべいかなにかをあわててあげたと思います。

そして5年目の今。私は毎年この日を忘れていて、毎年あわてるはめになり、昨晩もやっぱりお菓子の買い置きがなく、家に一人でいたときにドアベルが鳴り、子供たちが「Trick or Treat!!」的な事をオランダ語で歌っていました。

ああ!!今年も忘れてた!!でも何かあげなくては!!と台所に走り、冷蔵庫も戸棚もパン入れも引っ掻き回したけれどあげられそうなものは何もない。。仕方なしに手持ちの食物の中で一番甘かろうと思われるトウモロコシ(生)2本パック、をつかんで「ごめんね〜〜今これしかなくて・・」と玄関に出て行くと子供たちは無言でしたが付き添いの大人たちが笑って「ウフフ、ありがとう」とトウモロコシを受け取って去って行きました。

ああ。来年こそはお菓子の買い置きをしよう。まずは忘れないように手帳に印をしておこう。と手帳をあけたところでまたドアベルが鳴りました。トウモロコシはNGだったか?!と思いながらドアを開けると今度は別の子供グループが「Trick or Treat!!」的な歌をうたって立っていました。そう、この辺は子供が多かったのです。

今度こそもうない!何もない!万事休す!とおもったところで目に入ったものは、マントルピースの上に飾ってあった、友人(在ロンドンのY)のくれた光るポケモンシール。「お菓子じゃないけど良しとしましょう!」と思い、やはり「ごめんね〜〜今これしかなくて・・」と言いながら渡すと、子供は「え?これもあり?」というかんじで大人の顔を見、大人は「これもナイスだから良いよ」といい、そういうことで去って行きました。

部屋に戻ると別の棚に飾ってあったマシマロでできたチョウチョが目に入り、「何だ、お菓子あったじゃん・・次がきたらこれしかない・・(でもイワンにお祝いにもらったやつだから食べたかった)・・」とおもいながら神妙に待っていたけど次はきませんでした。

来年こそはちゃんとお菓子を買い置いて子供たちを迎えたいと思います。

d0058202_4592514.jpg

# by arttrace | 2009-11-13 05:00 | Comments(0)

長いメールを書いた1週間

2009年11月1日

私は先週いっぱい,毎日友達にメールを書いていました。
友人であり優れたアーティストでもあるMirijn van kreijが,先日私がやった展示を見て、自分とその友達数人でやっているアートブログに記事を載せたいと言ってくれ、展示に関する質問が5つほど送られてきました。その返事を書いていました。

質問は5つでした答えるのが難しく、1日1問ずつ答える事にして毎日書いていました。
英語で自分の考えを書くのは、相手に分かるように説明するとなると整理しなくてはいけないし、時間もかかるけど楽しい作業でもありました。

できあがりは以下のURLで

http://www.endlesslowlands.nl/



あともうひとつ私のおすすめのアートブログは、オランダ人アーティスト、Inge BeeftinkとそのパートナーのJouke Mellemaで作っている壁新聞です。オランダ語を読んでもいいし、読めなくても楽しめること請け合い。





d0058202_3132230.jpg
 
スッキリの図
# by arttrace | 2009-11-02 03:14 | ART TRACE | Comments(0)

個展

2009年10月18日

個展がオープンしました。
わたしのウェブサイトにもアップしたのでそこでも見られます。

www.tomokoworks.com



d0058202_252667.jpg

# by arttrace | 2009-10-19 02:05 | ART TRACE | Comments(2)

クレヨンしんちゃんの作者の訃報をきき思い出した事

2009年9月28日

 私は9月はじめの10日間日本にいました。はー良い夏休みでした。

アムスに戻り、その10日の留守の間にじつにさまざまな事が待っていて、うんざりしたのですが、それはさておき私が最近一番びっくりしたのはクレヨンしんちゃんの作者の訃報です。

 私はそこまでクレしん体験が豊富なわけではありません。
 私が日本に住んでいた頃のルームメイトに、クレしん映画を熱く薦められて一緒に見たとか(大人たち、みさえとかパパとか、が子供の頃の世界にかえったまま心地よすぎて戻らなくなってしまい、困ったしんちゃんたち現在の子供たちが力を合わせて止まった世界をなんとかするという話でした)、または古本屋にぶらっと立ち寄った時に100円のやつを買うぐらい。

 でもそのニュースを聞き思い出したのは昨年描いた1枚の絵でした。
 赤の洗濯バサミと黄色のボクシンググローブの出会いが描かれた絵の最初のきっかけはクレヨンしんちゃんだったからです。

 その日私はスタジオでYou Tubeを見ながら、はじめ何を見ていたかは忘れましたが、クレヨンしんちゃんのTVアニメがアップされているページにたどり着きました。
 「どれどれ1本観ておこうか」ぐらいの気持ちで選んだのは「ペンキ塗りだぞ」的なタイトルのもの。たぶん知らず知らずペインティングの題材を探していたからでしょう。
 開けばしんちゃんとパパが自宅の庭で犬小屋のペンキ塗りをしていました。

 ペンキ塗りの得意なパパがしんちゃんにデモンストレーションをするも、しんちゃんは全然見ていないとかそういうやりとりがあったあと、しんちゃんがペンキを塗る段になりました。
 「おーしんのすけ、結構筋がいいじゃないか」とかほめられたのちしんちゃんは手がすべって刷毛を飛ばしてしまい,同じく庭の物干に干してあったみさえの高級下着にバシャッとそれが着いてしまいました。
 そのあとしんちゃんはみさえにこっぴどくしかられるのですが、私は、しんちゃんが誤って飛ばしてしまった刷毛の絵の具がみさえの高級下着に着いてしまうシーンが妙に気になってそのシーンをドローイングしました。でもそれは絵にせず放っときました。

 後日自転車をこいでる時、日本から発作的に取り寄せた「暮らしの手帖」に載っていた洗濯物干の写真が何かの答えとして頭に浮かび、それをもとに絵を描き始めました。

 後に描かれるボクシンググローブはオランダでの体験をそのまま出したものです。複雑なコントロールなしで。

 
 そんな事を思い出しました。思い出せてよかった。
 
 
 ご冥福をお祈りいたします。

 ああ、明日は搬入。行かなくては。まだまだやる事山積みです。
d0058202_1941619.jpg

# by arttrace | 2009-09-28 20:39 | ART TRACE | Comments(1)

最近の大心はツイてる

2009年8月16日

最近の大心はツイてます!

昨日は、まだまだきれいなドラム式の洗濯機を拾いました。
新しい家(明日アムスに引っ越すのです。家が見つかったのです)が全くの空っぽなため、いろいろ物いりだと思っていた矢先でした。

アムスでの家の改装中、誰かが家の前の粗大ごみ置き場にまだきれいな洗濯機を捨ててるところを大心が見つけ、
「トモコちゃん!大変!洗濯機が落ちてる!!」
というので2人ですっ飛んでいって
「まだつかえる?これもらっていい?」とききました。

すると持ち主は
「いいよー全然使えるよ」といってくれ、家に運ぶのを手伝ってくれました。
試しに洗濯してみたら全然問題なく使えました。


その前日、大心は道で10ユーロ拾いました。
その日私たちはつまらない事から喧嘩をし、それは1日じゅう続き、いいかげん煮詰まりながら家路についているところでした。

突然大心が「ああっ」と大きな声で路上を指さすので見ると、2つにおられた10ユーロ札が落ちていました。
私はとっさに「早く拾いな!」と言い、大心が拾い、それでもう両者とも嬉しくなって丸1日かけてやった夫婦の口喧嘩はどこかへすっ飛びました。(安い)

調子に乗った大心は、冷蔵庫が落ちてないか見ていたようですが、その代わりに立派な姿見(全身映る鏡)をひろってきました。そうね、それも身支度には欠かせないわね。

いける!まだいける!もっと拾って!


d0058202_19375429.jpg

# by arttrace | 2009-08-16 02:52 | Comments(2)

怖い散歩

2009年8月7日

オランダも今週は暑い日が続いています。

アロエもあいかわらず、涼しい時間には屋根の散歩を楽しんでいます。
以前のようにどこかに閉じ込められてしまう事もなくだいたい自力で帰ってこられるようになりました。

アロエの散歩道は屋根の雨樋。
オランダは雨が多い上、住んでいる家は傾いていて雨樋には常時水がたまっています。
水がたまっているとアロエはそこを歩かず幅5㎝ぐらいの雨樋の縁を歩きます。
3階建ての高さを幅5㎝で歩くその姿を見るたび金玉が縮み上がる思い。

怖いので見たくないけど見ていると,たまに縁の上でよそ見していて足を踏み外したりしています。
ああ!金玉が縮み上がる〜!!


d0058202_199196.jpg


d0058202_191019.jpg

# by arttrace | 2009-08-07 19:07 | Comments(0)

家出娘

2009年7月4日

アロエが帰ってきました。
家猫にもかかわらずアロエの家出はこれで4度目、前の家で2度ありユトレヒトに来てからは2度目です。

家出と言っても、遊んでいるうちに自分では戻ってこられない場所に行っているだけなので、それを丸一日かけて探すわけです。そういう日はスタジオに行くのは休みます。じりじりしますが。

オランダは町の中心部はこのように家と家とがぴったりとくっつき合っています。
窓から屋根へ出て、屋根を伝っていくうちにどこか他所の家の窓からその家に入る→その家の人が気づかず窓が閉められ出られなくなる、とか、
どこかの家の裏庭から生えている木が屋根まで届いてて、そこを降りてしまい登れなくなってその裏庭でじっとしているとか、外に出さない猫なのにあらゆる場所でスタックしてしまうのであなどれません。

時間が経てば猫の方でも帰ってこようとしていますが、猫にも帰るタイミングというのがあるらしく探した時に見つかるというわけでもなく、でも丸1日あれば両者のタイミングが合い何とか見つかります。

見つけたらそこから一番近い家に入れてもらってつかまえます。
本当に幸運なことに、今までお世話になった人はみないい人で、真夜中でも快く中に入れてくれ、「今度お茶でも飲みにいらっしゃい」とまで言ってくれます。

ああ、今日も見つかってよかった。

d0058202_22303327.jpg


アロエとDom Tower,ユトレヒトで一番高い建物

d0058202_2232119.jpg

# by arttrace | 2009-07-04 22:34 | ART TRACE | Comments(0)

マイケルがいなくなるなんて

2009年6月29日

マイケル・ジャクソンの訃報から4日経ちました。

長年のマイケルファンである大心はもちろんですが、私だって、マイケルがもういないのかと思うと、さみしくてさみしくて仕方ありません。
毎朝毎晩、TMF(オランダにおけるMTVのようなミュージックチャンネル)
でエンドレスで流れるマイケルのPVを見ていたらとうとう今日は頭痛がしてきました。普段テレビを見ないのにここのところずっと見ていたからだと思われます。

でも今日は一念発起してスタジオでお面を作って遊びました。


・・・うう〜がんばるぞ〜がんばらないとねえ〜〜

d0058202_8454729.gif

# by arttrace | 2009-06-29 08:44 | Comments(0)

まめ知識

2009年6月13日

あーやっと日が沈みました。
今の時期は日が長く、夜は11時を過ぎないと暗くなりません。普通に(8時か9時には)夜が来てほしいものです。
というのも今の家の窓は西向きで西日がきつく、何時間でも西日を直射で浴びつづける事になるのでいい加減なところでやめてほしいのです。

写真は先週やったキャンヴァスの下準備です。
麻布に膠(にかわ)をぬったは良いけどしわができてしまい、一所懸命のばしているところです。
細かく言えば、自分でしわを伸ばそうと試みたけど、ご存知の方もいるでしょうが、塗ったあと乾燥した膠はカッチカチで、渾身の力で張ってみたけど全く力及ばずで代わりに大心に試してもらっているところです。

大心が引っ張ってもしわは伸びずそこにあったのですが、ネットで「膠、しわ、のばし方」と入れて検索してみたら、1つ見つかりました。あとはみな美容整形に関するページでした。

『1層目の膠でしわができてしまった時は、2層目を塗ればほとんどの場合大丈夫なので慌てない方が良い』


ですって。
何と簡単な!!私知りませんでした!!
慌てない方がよいどころか慌てふためいてキャンバスを2人がかりで引っ張っていたのでした。

2層目(膠の残りが少なくほとんどお湯でした)をぬってみたらアラ不思議、次の日には美しいキャンバス下地ができていました。キャー!

d0058202_8491954.jpg

# by arttrace | 2009-06-13 08:47 | ART TRACE | Comments(0)

レインコート

2009年6月11日

日本は梅雨入りしたそうですね。オランダでも雨はもちろん鬱陶しいです。
でもここオランダでそんな事を言えば、「雨にぬれるのが怖いのか?」と言われてしまいます。
怖かないけど'鬱陶しい'ことだってこの世には山ほどあると思います。

オランダも昨日は朝から雨だったもんで、私はレインコートを着てスタジオに行きました。
2年ぐらい前、雨の日に自転車でスタジオに行くのが嫌で、ベルリンに行った時見かけて思わず買ったものです。友達には「ファンキーコート」と呼ばれるまさにファンキーな一品です。

このコートを買っていたせいでアムスに帰る電車に乗り遅れました。その日のアムス行きの最終便です。

私たちがホームに駆け込んだと同時に電車がゆっくり動き出し、大心は『WAIT!!WAIT!! WAIT-−ーーーー!!!!!』って叫びながらホームを走って電車を追っかけました。

私は不謹慎にもそれが可笑しくて笑いながら大心を追っかけてました。

そして電車は行ってしまいました。
大心は落胆のあまり今まで見た事のないような顔をしています。

でもそんな珍騒動を見ていた優しそうなビジネスマン風の人が、
「君たちアムス行きの電車逃しちゃったの?僕も逃した事あるよ、でも大丈夫、次のハノーファー行きの電車の方が今の電車より速いんだ。次のに乗れば今の電車を追い越して、ハノーファーで待っていれば乗れるよ」
って教えてくれました。Thanks god!!!

大心の必死のパフォーマンスが呼び寄せた貴重な情報でした。あんたはえらい!!
d0058202_16141211.jpg

# by arttrace | 2009-06-12 16:14 | ART TRACE | Comments(2)

居留守中

2009年5月28日

私たちはいま居留守中。郵便小包も速達も家への電話も留守を決め込んでいます。

d0058202_424410.gif

# by arttrace | 2009-05-29 04:42 | Comments(0)

ナマモノ

2009年5月24日

前回の更新から2ヶ月も経ってしまいました。

私は4月も5月も忙しかったのです。

詳しくはかきません。愚痴だから。
海外で暮らしながら制作するというのはどうーーやっても大変なものなんです。

でも今日大心は、疲れて外に出る気もせず、楽しみにしていたモナコGP中継も見終えずにがっつり昼寝してしまっていた私のところに、外でコーヒーを買ってデリバリーしてくれました。

事情があって私たちは先週アムステルダムの家からユトレヒトに引っ越しました。
そのときの騒動でエスプレッソメーカーが壊れ、引っ越してからここ数日、私は家でコーヒーが飲めなかったのです。
私はコーヒーが大好きなのです。朝はそれがないと目が覚めないし、朝だけでなく一日中飲んでいます。薄いのも濃いのも好きです。
かといって今日のようにどっと疲れのでた日は、どんなに飲みたくても外にコーヒーを飲みに出る元気もありません。

そこへ大心が紙袋をガサガサいわせて温かいコーヒーを持ってきてくれたとしましょう。

私の感動がいかほどのものだったか。

すぐに思い出したのは最近読んだ「絵に描けないスペイン」/堀越千秋、幻戯書房の「プレゼント」の章です。
ここで言われる「ナマモノ」を大心は持参してくれたわけです。

ちなみに昨年来てくれた友人で、うちへ「ニンテンドーDSlite(ソフトつき!)」や「ガンプラ」を持参してくれた友人達がいましたが、その時にも私たちは彼らの優しさや、大いなる見識を感じたものです。
ものや遊びの少ないアムスではまさにそれは「ナマモノ」でした。

私は今日ナマモノをもらってとても嬉しかった、という話。

d0058202_2022184.jpg


Coffee Machine
300 x 250 cm
acrylic on canvas
2009

# by arttrace | 2009-05-25 09:37 | Comments(0)

V2ですね

2009年3月25日

昨日4度目の引越しを終え、今朝メールを開いたら友達からメールが来ていました。
『ともこちゃん! 優勝だよ!みてた? イチローすごかった。』と。

もちろんみていましたとも。
Youtube(画像をまめに上げてくれる人ありがとう、できれば1イニング毎で上げてください)とネットの試合速報で。
うちにはテレビが無いからね、毎日パソコンにかじりつきだったよ。
友達の結婚パーティーにも遅れて出席したぐらいよ。

引越し先にはテレビがあったのでかろうじてCNNのスポーツニュースで優勝シーンが見られました。

ここ、オランダでは自国が参加していたにもかかわらずWBCの報道は一切ありません。
国民的娯楽は野球ではなく、サッカーです。
当然、熱い熱い極東対決のことなど誰も知りません。

でも優勝は優勝よ。


バンザーーーーーーーーーーーーーーーイ!!!!


前回のWBCの期間は、私はライクスプレゼンツのローマ研修中でした。
研修5人のメンバーの中にキューバ人のアーティストがおり、もちろんWBCの話題がでました。
私は弁の立つ彼にやり込められっぱなしで悔しい思いをしていましたが、研修の終わり頃に決勝のV報をきき、心でガッツポーズをしたものです。あーコドモだったわ、ごめんね○○(←キューバ人アーティスト)!自分が試合をしたわけでもないのに!
ちなみに後の3人はオランダ人、中立でした。



ところで、「侍ジャパン」って名前はかなりかっこ悪いと思うんだけど、どうなの?監督の名前じゃだめなの?
# by arttrace | 2009-03-25 04:19 | Comments(0)

Making Sense

2009年2月14日

d0058202_854177.jpg


これ私の愛車です。
なんでこんなものを見せているかと言うと、理由は前に付いているバスケットです。

3年前、タイ人アーティストのSudsiriという友達が、タイに帰ることになったのでくれた自転車用のバスケットですが、ずっと付けずにそのままでした。

その頃私の自転車は、ハンドルに引っ掛けるこのタイプのバスケットは付けられない形だったので,ずっと家でタオル入れとして使っていましたが、彼女がここによく犬を乗せて走っていた姿を私は好きだったので,もらったものの一番良い使い方をしていない気がしていて何となく気がかりでした。本当に何となくなんだけど。


が最近ふとした拍子に、昨年私の自転車も代替えし、ちょうどこれが付けられるじゃん?ということに気がつき、つけてみたらぴったりでした。

そういうのって嬉しくないですか?長いこと放ってあった未解決のものが本来あるべき場所にピッタリおさまる時ってわたし的には一番嬉しい。

そのあとちょうどSudsiriから1年ぶりぐらいに連絡があったのでバスケットのことを言うと、「いいじゃん!写真撮って送って、私も見たい!」といいます。「でしょ〜?見たいでしょ?」っていそいそ撮った写真が今日の2枚です。猫も入れてみようと思ったけどそれは無理でした。

d0058202_8555361.jpg

嬉しくて鼻膨らんでます。

かわち
# by arttrace | 2009-02-14 08:52 | ART TRACE | Comments(2)

ほらね

2009年2月3日

ほらね、ちゃんと居たでしょ大心ファンが。
今朝イワンから届いたよ。いい絵だねー。
d0058202_20392059.jpg

# by arttrace | 2009-02-03 20:42 | ART TRACE | Comments(0)

最近の大心

2009年2月1日

マニアックな大心ファンに捧げる大心の近況。

トラムで作品を搬入しています。行き先はWitzenhausen galleryです。
d0058202_095050.jpg


新居の内ドアに猫用窓を付けています。猫は全然使っていないけど。
d0058202_011396.jpg

# by arttrace | 2009-02-02 00:12 | ART TRACE | Comments(0)

Wedding party

2009年1月24日

 引っ越しを翌々日に控えそこそこ忙しい1月24日、ロンドンでの友達Yの結婚パーティーに行ってきました。
大心はいいかげん「トモコちゃんはいろんな用事を直前になってから増やしすぎるよ!」とキレ気味でした。だってせっかくの結婚パーティーじゃないですか・・

 午前中にロンドンに住む親友Y(前回あったロンドンでの結婚パーティーでは花嫁だった)の家に着くと、彼女は自己新記録のパーティー料理80人分に挑戦中でした。
 その隣では別の友人Yがホールケーキ8個分の、ドクロをかたどったウェディングケーキを創作中でした。
 親友YのダンナさんD氏もそれを手伝い寒空の中、庭で黙々と焼き鳥を150本焼いていました。
 その他にも手伝いの女子達がロール寿司100本、いなり寿司50個という気のふれた数の寿司を巻き続けていました。
 私と大心はさっそく鳥の唐揚げ3.5kgを揚げる作業にとりかかりました。
 
 親友Y(前回の花嫁)はこれからギャラリー(パーティー会場となる)の壁に血文字でcongraturationsと書くんだそうです。何故ドクロ?とか、血文字?とかは聞かないよ、もう長い付き合いだからね。
 そういえばそのYちゃん、昔から美人だったけど最近はさらに迫力を増してなんだかニューハーフのお姉さんみたいになっていました。すごいよYちゃん!

 パーティーはそんな彼女達の努力の結晶ということもあり、現在5本の指に入るほどのいいパーティーでした。良かったよY(今回の花嫁)ちゃん!
 
 すごかったのはパーティーにいらしていた花婿のおじいちゃん98歳、肌つやもよく足腰もしっかりしたとても壮健な方で、ジョークも混ぜたスピーチなんかもこなして会場を沸かせていました。
 長生きの秘訣は魚を食べることなんだそうです。長生きしたい人は試してみてください。

 
d0058202_23511012.jpg

# by arttrace | 2009-01-25 23:12 | ART TRACE | Comments(0)

大寒波

2009年1月17日

大変です。昨年暮れから先週にかけて、ヨーロッパに大寒波が来ました。
アムスのカナル(運河)が凍ったのは8〜9年ぶりだそう。私も運河が凍ったのを見るのは初めてです。
そして12年ぶりにネイチャースケーティング大会が行われたとききました。
確かに冷えた。でも冷えるのはいつものことだと思ってた。でもあの2週間は特別冷えたんだね。

私のスタジオの隣はRmbrandt Park、そこでは凍った池で無料でスケートを楽しむ人がたくさんいました。
私と大心も「すべりに行こうぜ!」とスケート靴を買いに行ったら、アムス中のスケート靴はSold Out。家探しばかりしていて遅れをとってしまいました。みんな楽しみにしていたんだね。

残念だったので氷の張った池の上をブラブラしました。気持ちよかったけどすべりたかったなー。

今週は冷えも和らぎ、氷も薄くなってきてもう自然のスケート場でスケートしているのは水鳥ぐらいです。

d0058202_2165183.jpg

# by arttrace | 2009-01-18 01:22 | Comments(0)

引っ越し

2009年1月1日

d0058202_002813.jpg


「これから引っ越しです。ライクスから借りた場所を出るところです。2年間、(トモコは4年間)家をどうもありがとうございました。僕らはこれからとりあえず友人の家に1ヶ月ほど移ります。
 アムスで家を見つけるのは本当に難しく、時間をかけないと見つかりません。ウェイティングリストというものがあり、これに名前を載せてから通常2、3年はかかると言われています。恐ろしいことです。

 僕が乗っているのは'bakfiets'という、オランダでは(まだ)普通に使われている、大きな荷台のついた自転車です。レンタルバイクショップで借りてきました。引っ越しが済んだら正月返上で家探しです。 それでは。 大心より」
# by arttrace | 2009-01-01 23:59 | Comments(0)

持ち運べる作品は

2008年12月某日

持ち運べる作品を渡してきました。

結局、あれこれやって作った紙コップの作品を渡すのはやめて、もっと適した作品が、すでにあったことに気づき、(というかそのことをなんで今まで忘れていたのか分かりません)急遽そっちにしました。

ちょうど、その某フェローシップをもらった年に作ったもので、私が作ったインスタレーションをpeggyに写真に撮ってもらい、その中から1枚私が選んでプリントしたものです。
ペインティングを作るためにあれこれやっていたものの中の1つです。

結果は上々、フェローシップの人たちはビューティフル!!といってとっても喜んでいました。めでたしめでたし。

d0058202_23591117.gif



d0058202_5353388.jpg

# by arttrace | 2008-12-28 23:55 | ART TRACE | Comments(0)

持ち運びのできる作品

2008年12月6日

大心の2年間のレジデンス生活も終わろうとしています。もちろん私たちは「来てよかった!」と口々に言い合っています。

私にとってライクスの2年間は、せっかく2年もあるんだからいろんなことを試そう、分からないこともどんどんやってみようとするあまり、最後はタイムアップで収拾のつかないものになりました。2年って早い、まだできてないのに、とその時思いました。

でも入れ替わりに大心が入り、私はもう2年間をさらにオランダで過ごし、その収拾のつかなさの中をじっくり1つ1つ消化する時間をに持つことができました。そうやって今の作品があると思います。ありがたいことです。

2年間の間にやり残したことをやらなくてはいけない、その1つに「持ち運べる作品を作る」というものがありました。
2年前私は、さるオランダ人ペインターの名前を冠したフェローシップの、第1回フェローに突然選ばれ、それでライクスに一宿一飯の恩を返しましたが、後になって「フェローシップの証に何か小さい作品、持ち運べる作品を1つもらうことに決めた」「それもペインティングで」といわれました。

フェローシップとはそういうもの、もらったら何か返すものです。でもよりによって(というか通常そうだけど)小さい、ペインティングかよ・・と頭を痛めました。
私は、大きい絵なら描きます。小さい立体作品ならたまに作ります、でもその人達はそれは喜びません。ペインター=ペイント・オン・キャンバスを作る人、の小さい作品が欲しいというわけです。

でもついこの前ようやく作りました。ペイント・オン・キャンバスではないけど、ペイント・オン・ペーパー+ドローイング・イン・ペーパーで紙コップを作りました。
来週月曜に持っていきます。

あのフェローシップも今年で3人目。いいアーティストばかりで月曜に会うのが楽しみです。他の人はどんなのを持ってくるのかなー。

d0058202_6451726.jpg


d0058202_6455841.jpg

'the first conversation' paint on paper,drawing in paper, glue, glass, object=8x7x10cm glass=size flexible,2008
# by arttrace | 2008-12-06 06:46 | Comments(1)